
横須賀市立中央斎場での火葬が決まった方、またはこれから葬儀の準備を始める方に向けて、横須賀市で葬儀をお手伝いしている西村葬儀社が、施設の内容と利用の流れをまとめました。
横須賀市立中央斎場は、横須賀市が運営する火葬場です。式場はないため、通夜や告別式はここでは行えません。葬儀は別の式場などで行い、火葬のときにこの斎場へ移動します。市の案内では、火葬の予約は原則として葬儀社が行うことになっているため、ご家族が斎場へ直接申し込む必要はありません。
この記事では、利用料金、予約の方法、火葬当日の流れ、アクセスと駐車場、通夜・告別式の式場が別に必要な場合の考え方まで、横須賀市の公式情報をもとにご説明します。すでにご家族が亡くなり、今まさに手配が必要な方は、先に西村葬儀社へお電話ください。24時間365日受け付けています。
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この記事の要点
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 横須賀市立中央斎場は市営の火葬場で、通夜・告別式の式場はないこと
- 火葬場使用料は、亡くなった方が12歳以上の場合、市内1万円・市外6万円で、市内か市外かは亡くなったときの住所で決まること
- 火葬の予約は葬儀社から申し込むため、ご家族が斎場へ直接予約する必要はないこと
- 火葬に必要な死亡届の提出は、ほとんどのケースで西村葬儀社が代行していること
- 友引と1月1日〜3日は休場日のため、火葬の日程に影響すること
- 当日は「告別室でのお別れ(10分以内)→待合室→収骨」の順に進み、骨壺は斎場では販売していないこと
- タクシーでは「坂本の火葬場」と伝えると、似た名前の施設と間違えにくいこと
横須賀市立中央斎場とは
横須賀市立中央斎場は、横須賀市坂本町にある市営の火葬場です。施設内には、最後のお別れをする告別室、火葬の間に過ごす待合室や待合ロビーがあります。通夜や告別式を行う式場はありません。
| 所在地 | 横須賀市坂本町6丁目18番地 |
|---|---|
| 運営 | 横須賀市(市営) |
| 式場 | なし(通夜・告別式は行えません) |
| 休場日 | 友引の日、1月1日〜3日 |
| 開場時間 | 8時30分〜17時 |
| 火葬の受け入れ | 9時〜15時の間、30分ごと |
| 1日の受け入れ件数 | 4月〜11月は22件、12月〜3月は24件 |
| 主な設備 | 告別室、待合室、待合ロビー、授乳室(おむつ交換台付き)、車いす対応トイレ、更衣室、車いす |
| 売店 | なし(自動販売機あり。最寄りのコンビニエンスストアまで徒歩3分) |
出典:横須賀市「横須賀市立中央斎場のご利用案内(お客様用)」「横須賀市立中央斎場利用の御案内(ご喪家用)」(2026年10月16日確認)
なお、火葬の有無や日時についての問い合わせには、斎場は回答していません。
参列される方が火葬の日時を知りたい場合は、喪主やご家族に確認していただく形になります。
プラザヨコスカ中央本社斎場との違い
「横須賀市立中央斎場」と、西村葬儀社が運営する「プラザヨコスカ中央本社斎場」は、名前は似ていますが、別の施設です。市立中央斎場は火葬を行う場所、プラザヨコスカ中央本社斎場は通夜・告別式などの葬儀を行う場所です。
| 施設名 | 運営 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 横須賀市立中央斎場 | 横須賀市 | 火葬(告別室でのお別れ、待合室での待機、収骨) |
| プラザヨコスカ中央本社斎場 | 西村葬儀社 | 通夜・告別式などの葬儀 |
市の案内によると、タクシーで「中央斎場」と伝えると、市内の似た名前の施設に着くことがあります。市立中央斎場へ向かう場合は、「坂本の火葬場」と伝えると確実です。
西村葬儀社の斎場の場所や設備は、横須賀市の斎場案内一覧でご確認いただけます。
利用料金
火葬場使用料は、亡くなった方の年齢と、市内・市外の区分で決まります。12歳以上の方の場合、市内は1万円、市外は6万円です。
| 区分 | 市内 | 市外 |
|---|---|---|
| 12歳以上の方 | 10,000円 | 60,000円 |
| 12歳未満の方 | 6,000円 | 36,000円 |
| 死胎(死産児) | 2,000円 | 12,000円 |
| 遺体保管庫(1体1日) | 3,000円 | 10,000円 |
出典:横須賀市「横須賀市立中央斎場のご利用案内(お客様用)」(2026年10月16日確認)。手術などで切断した四肢、人体の臓器の料金は市の案内をご確認ください。
使用料は、火葬日の当日に、死体火葬許可証と一緒に事務室受付で現金で支払います。市の案内では、使用料の支払いは葬儀社が代行することになっています。西村葬儀社にご依頼いただいた場合は、当社が代行してお支払いします。支払いの流れは、打ち合わせの際にご説明します。領収証は再発行できないため、大切に保管してください。
遺体保管庫は、ご遺体を火葬の日まで預けておく設備です。保管できるのは7日以内です。
ここで紹介している料金は、火葬場の使用料だけです。葬儀全体の費用(葬儀のプラン料金、飲食、返礼品、宗教者へのお礼など)は別にかかります。
「市内」「市外」はどう決まる?
市内料金になるのは、亡くなったときの住所が横須賀市内(泊町を除く)にある場合です。喪主やご家族の住所ではありません。また、死体火葬許可証に「居所(住民票未登録)」と記載されている場合は、市外の扱いになります。
使用料が減免される場合
次の場合は、使用料が減免されます。いずれも事前の申請が必要ですので、あてはまりそうな場合は打ち合わせの際に担当者へお知らせください。
- 全額減免:横須賀市の生活保護を受けていた方(ほかの自治体での受給は対象外)
- 市内料金を適用:市外の介護施設などに入所していて、横須賀市が発行した介護保険証をお持ちだった方
分骨をしたい場合
遺骨を分けて別の場所に納める「分骨」を希望する場合は、火葬の当日までにお申し出が必要です。手数料は1件300円で、火葬証明申請書(分骨)の提出と、分骨用の骨壺の用意が必要です。斎場を出た後の分骨には応じていないため、ご希望の場合は、打ち合わせの際に担当者へお知らせください。
予約・申込みの方法
中央斎場の火葬の予約は、ご家族が斎場へ直接申し込む必要はありません。市の案内では、火葬の予約は原則として葬儀社が行うことになっています。西村葬儀社にご依頼いただいた場合は、当社が代行して申し込みます。ご家族には、打ち合わせの際に火葬の希望日時や参列される方の人数をお聞かせいただきます。
火葬には、死亡届を提出すると交付される死体火葬許可証が必要です。西村葬儀社では、死亡届の提出をほとんどのケースで代行しています(届出人欄へのご署名は、ご家族にお願いしています)。分骨や使用料の減免も事前の申請が必要なため、あてはまりそうな場合は早めにお知らせください。
市内の方には、予約の優先時間帯があります。
- 4月〜11月:9時30分〜14時
- 12月〜3月:9時30分〜15時
市外の方が優先時間帯を希望する場合、予約は利用日の3日前からになります。友引と1月1日〜3日は休場のため、年末年始や友引の前後は、希望の日時がとりにくくなることがあります。
打ち合わせでご家族にお伺いすること
葬儀の準備は当社で進めてまいりますが、次のことはご家族のご希望や情報が必要です。打ち合わせの際に担当者からお伺いしますので、分かる範囲でお聞かせください。
- 告別室で、読経・焼香・花入れなどを希望するか(前日までにお知らせください)
- 故人がペースメーカーなど体内に埋め込む医療機器を付けていたか、ギプスをしていたか(事前の申告が必要)
- 分骨を希望するか、収骨の方法に希望があるか
- 火葬に同行する人数と、自家用車の台数(駐車は1家族5台以内)
火葬当日の流れ

当日は、斎場に到着してから、告別室でのお別れ、待合室での待機、収骨(お骨上げ)の順に進みます。各場面では斎場の職員から案内がありますが、当日の流れは、事前の打ち合わせでも担当者からご説明します。
1. 斎場に到着する
予約時間を過ぎると、15〜25分ほど待つことがあります。斎場へ向かう時間は、打ち合わせの際に担当者からご説明します。ご自身の車で向かわれる方は、予約時間に余裕をもってお越しください。早く着いた場合は、待合室が使用中や清掃中のことがあるため、ロビーでお待ちいただきます。
2. 告別室で最後のお別れをする
火葬の前に、告別室で最後のお別れをします。使用時間は10分以内です。読経、玉串奉奠、焼香、お顔を見てのお別れ、花入れができます。焼香は4列に並び、1回ずつ行います。告別室を出た後の、炉の前でのお別れや読経はお控えください。告別室内での撮影はできません。
3. 待合室で待つ
火葬の間は、待合室で過ごします。待合室は1家族につき1室(16〜40人収容)、無料です。部屋番号は、到着後に斎場の事務室で確認できます。セルフサービスのお茶があり、室内での飲食や、仕出し料理を頼むこともできます。写真の撮影は、待合室の中に限り、扉を閉めて行えます。
4. 収骨(お骨上げ)をする
準備が整うと館内放送で知らされ、収骨室へ移動します。横須賀市立中央斎場では、原則としてすべての遺骨を骨壺に納める「全収骨」で行います。骨壺は斎場では販売していないため、事前の用意が必要です。収骨の方法や骨壺の用意については、打ち合わせの際にご相談ください。収骨室内での撮影はできません。
5. 書類を受け取る
火葬が終わると、死体火葬許可証に火葬の年月日などが書き加えられ、埋葬許可書として渡されます。お墓や納骨堂に遺骨を納めるときに必要な書類です。書類は、骨壺と桐箱の間にある封筒に入っているので、必ず確認し、納骨のときまで大切に保管してください。
棺に入れられないもの
燃えない物、燃えにくい物、危険物、液体、高熱を出す物(プラスチック製品など)は、棺に入れないでください。思い出の品を骨壺に納めたい場合は、収骨の際に斎場の職員への申し出が必要です。ご希望があれば、事前に当社の担当者へお知らせください。棺に入れてよいか迷う物があれば、納棺の前に担当者へお尋ねください。
アクセス・駐車場
公共交通機関の場合は、バスで「坂本」バス停まで行き、新坂本トンネルを通って徒歩3分です。バスは、京急線の汐入駅、JR横須賀線の横須賀駅・衣笠駅から出ています。
| 最寄り駅 | 乗り場 | 行き先 |
|---|---|---|
| 京急線 汐入駅 | 駅前ロータリー1番 | 「衣笠駅」行き |
| JR横須賀線 横須賀駅 | 駅前ロータリー4番 | 「衣笠駅(池上経由)」行き |
| JR横須賀線 衣笠駅 | 駅前ロータリー2番 | 「汐入駅・横須賀駅」行き |
いずれも「坂本」バス停で降り、新坂本トンネルを通ります。トンネル以外の生活道路の通行はお控えください。
タクシーで行く場合
運転手には「坂本の火葬場」と伝えてください。「中央斎場」と伝えると、市内の似た名前の施設に着く場合があります。
自家用車で行く場合
- カーナビの目的地は「横須賀市立中央斎場」、登録がなければ「横須賀市坂本町6-18」に設定します。近くの別の場所に案内される場合は「横須賀市坂本町5-12」に設定すると、中央斎場入口交差点の付近に案内されます。
- 行きも帰りも新坂本トンネルを通ります。近隣の生活道路には入れません。
- 駐車場は無料で、普通車45台、マイクロバス15台分です。正門を入って左に曲がった先にあります。
- 台数に限りがあるため、1家族5台以内でのご来場にご協力ください。5台を超える見込みの場合は、マイクロバスなどによる移動方法について、打ち合わせの際に担当者と一緒に確認していきます。
なお、ペットは入館できず、敷地内の散歩もできません(盲導犬・介助犬・聴導犬は入館できます)。
通夜・告別式の式場が別に必要な場合
横須賀市立中央斎場には式場がないため、通夜や告別式を行う場合は、別の式場で葬儀を行い、その後に中央斎場へ移動して火葬する流れになります。西村葬儀社では、横須賀市内に通夜・告別式を行う斎場をご用意しています。
一方、通夜・告別式を行わず、火葬だけでお見送りする「火葬式(直葬)」という形もあります。どちらにするかは、参列していただきたい方の範囲や、ご家族のご希望をお伺いしながら、一緒に考えてまいります。
斎場を決めるにあたっては、打ち合わせの際に次の点を担当者と一緒に確認していきます。
- 参列される人数に合った広さ
- 葬儀の日までのご安置
- 斎場から中央斎場までの移動(霊柩車・マイクロバス)
- 駐車場や、高齢の方・車いすの方へのご配慮
当社の斎場の場所や設備は、プラザヨコスカ中央本社斎場や斎場案内一覧でご確認いただけます。各プランの内容は葬儀プラン一覧でご確認ください。
すでにご家族が亡くなり、搬送や安置の手配が必要な方は、お急ぎの方はこちらをご覧いただくか、お電話でご相談ください。
よくある質問
Q. 横須賀市外に住んでいた人も利用できますか?
A. 利用できます。ただし、市外料金(12歳以上の方は6万円)になります。市内か市外かは、亡くなった方の、亡くなったときの住所で決まります。市外の方が市内向けの優先時間帯を希望する場合、予約は利用日の3日前からになります。ご希望の日時は打ち合わせの際にお聞かせください。
Q. 友引の日は火葬できますか?
A. できません。横須賀市立中央斎場は、友引の日と1月1日〜3日が休場日です。休場日をふまえて、打ち合わせの際に葬儀全体の日程を一緒に決めていきます。
Q. 骨壺は斎場で買えますか?
A. 買えません。斎場では骨壺を販売していないため、火葬の日までに用意が必要です。分骨をする場合は、分骨用の骨壺も必要です。骨壺の用意については、西村葬儀社へご相談ください。
Q. 待合室で食事をしてもいいですか?
A. できます。待合室では飲食ができ、仕出し料理を頼むこともできます。ご家族で手配いただくこともできます。お料理の用意については、打ち合わせの際に担当者へご相談ください。家具を動かした場合は元の位置に戻し、ゴミはお持ち帰りください。
Q. 火葬だけの場合でも、葬祭費は受け取れますか?
A. 横須賀市の国民健康保険、または後期高齢者医療に加入していた方が亡くなった場合は、火葬のみを行ったときも、喪主に葬祭費(5万円)が支給されます。申請できる期限は、葬祭を行った日の翌日から2年です。会社の健康保険などに加入していた場合は、加入先にご確認ください。
出典:葬祭費(国民健康保険)(横須賀市)、葬祭費(後期高齢者医療)(横須賀市)
まとめ
この記事で特に覚えておいていただきたいこと
- 横須賀市立中央斎場は市営の火葬場で、式場はありません。通夜・告別式を行う場合は、別の式場が必要です。西村葬儀社の「プラザヨコスカ中央本社斎場」とは別の施設です。
- 使用料は、12歳以上の方で市内1万円・市外6万円です。市内か市外かは、亡くなったときの住所で決まります。
- 火葬の予約は、ご家族が斎場へ直接申し込む必要はありません。死亡届の提出も、ほとんどのケースで当社が代行しています。友引と1月1日〜3日は休場のため、日程に注意が必要です。
- 告別室でのお別れは10分以内、骨壺は斎場では買えません。ご希望や医療機器の有無は、打ち合わせの際にお知らせください。
西村葬儀社では、横須賀市内での葬儀について、式場の選び方から火葬までの流れを丁寧にご説明いたします。「中央斎場で火葬する予定だが、何から始めればよいか分からない」という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
式場は斎場案内一覧、お急ぎの方はお急ぎの方はこちらからご覧いただけます。
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参考資料
- 横須賀市立中央斎場のご利用案内(お客様用)(横須賀市)
- 横須賀市立中央斎場利用の御案内(ご喪家用)(横須賀市・PDF)
- 交通アクセスのご案内(横須賀市・PDF)
- 横須賀市火葬場条例
- 市外の住所地特例対象施設入所者の火葬場使用料の減免について(横須賀市)
- 葬祭費(国民健康保険)(横須賀市)
- 葬祭費(後期高齢者医療)(横須賀市)
著者|西村 安彦

株式会社西村企業 代表取締役社長
西村 安彦
横須賀を中心に、葬儀・供養に関わる事業に長年携わり、多くのご家族のご葬儀をサポートしてきました。
葬儀の現場で培った経験や知識をもとに、葬儀の準備や費用、地域の葬儀事情など、皆様が安心して葬儀を迎えるために役立つ情報をお届けします。
監修者|高橋 亮

株式会社ディライト 代表取締役
高橋 亮
葬儀業界専門の集客支援や人材サービスを手がける株式会社ディライト代表。葬儀・供養分野に特化したWebサービス「葬儀の口コミ」「お墓の口コミ」などを運営し、業界のデジタル化を推進している。
著書『後悔しない葬儀とお墓選び』(クロスメディア・パブリッシング)はAmazon冠婚葬祭部門で1位を獲得。
2025年8月26日にはフジテレビ『サン!シャイン』にてコメンテーターとしてテレビ出演。
